日本には知られざる偉人が沢山います。その先人達が頑張ってくれたおかげで、今の私達がいます。なるべく多くの人に知ってもらえると嬉しいです。
天才陰陽師
921年から1005年に活躍した陰陽師。
鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖。桜井市安倍に生まれたとされる(大阪市阿倍野区と言う説もある)。
この安倍氏は土御門家とも呼ばれ、晴明一代で陰陽道の名家になれた。
晴明は遅咲きで、50歳ごろ天文博士に任ぜられ、50代後半に父・保憲が没したころから頭角を現す。その後、那智山の天狗を封ずる儀式や一条天皇の病の禊(みそぎ)、1004年の干ばつに対する雨乞いなどで陰陽師としての名声を高めていき、位階は従四位下に昇った。
安倍氏は晴明一代の間に師である忠行の賀茂氏と並ぶ陰陽道の家としての地位を確立した。陰陽師
古代日本の律令制下において中務省の陰陽寮に属した官職の1つだったが、現代においては民間で私的祈祷や占術を行う者と定義付けられており、中には神職の一種のように見られる者も存在する。
逸話
白狐(妖狐)の葛の葉を母に持つと言われ、呪術や祈祷に長け、式神(十二神将)を自在に操ったとされ、数々の伝説を生んだ。ライバルの蘆屋道満とは対決を繰り広げた。
歴史物語の『大鏡』『十訓抄』や説話集の『今昔物語集』『宇治拾遺物語』にはいくつかの晴明に関する神秘的な逸話が載っている。
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